健康診断は正社員の方々であれば、定期的に受けることが義務付けられていますが、実は、アルバイトやパートの方々も、場合によっては健康診断を受ける義務があります。
健康診断を受けなければいけないアルバイトやパートの条件は、大雑把に言えば常時使用する労働者であることで、具体的には、無期契約労働者、もしくは1年以上の契約期間の有期契約労働者であること、それに加えて週の所定労働時間が正社員の3/4以上である労働者であることです。3/4未満であっても、健康診断を受けさせている企業は多くあります。
健康診断が義務付けられているからには、その費用は会社が負担するべき、という考え方が主流です。また、会社が負担することにより、アルバイトやパートのモチベーションが高まり、よりよい働きをしてくれる可能性があり、メリットがあると言えるため、常識的にだけではなく、経営的にも会社が負担するべきです。