糖尿病の2つのタイプ

糖尿病には2つのタイプがあります。まず、すい臓がインスリンをまったく作ることができない1型糖尿病です。正確な原因は解明されていませんが、年齢に関係なく発症します。

主な症状としては、喉が渇きやすい・急激な体重減少・疲れがひどい・頻尿などが挙げられます。今のところ、インスリン注射による治療法しかありません。そしてもう一つのタイプは、すい臓で作られたインスリンの量が不十分だったり、作られたインスリンがしっかりと作用しない2型糖尿病です。

原因は、加齢・遺伝・肥満・著しい運動不足などです。疲労感・皮膚の乾燥と痒み・頻尿・性機能障害・傷が治りにくいなどが主な症状ですが、初期段階では自覚症状がほとんどありません。

そのため、知らないうちに重症化していることもあります。糖尿病の9割がこの2型ですが、飲み薬やインスリン注射で治療することができます。